私たちについて

福岡子どもホスピスプロジェクトは、2010年、九州大学の院生と有志によって、重い病気や障がいをもつお子さんとご家族の状況を知る取り組みから始まりました。お子さんやご家族と交流をはかり、重い病気や障がいがあっても楽しめるイベント、“子どもホスピス”や“小児緩和ケア”について理解していただくためのフォーラムや講演会等の啓発活動なども行ってきました。

2014年にNPO法人化し、それまでの活動を継続しながら、福岡に子どもホスピスを創るために市や県への働きかけ、他団体との連携やネットワークを図り、2021年から3年間、内閣府の休眠預金活用事業の実行団体に採択され、教育啓発活動、相談支援、子どもの夢を叶える事業を行い、“病気や障がいがあってもいのち輝く社会を目指して、福岡に子どもホスピスを創ることを目指して活動をしています。

子どもに重い病気や障がいがあっても、子どもの“いのち”が大切にされ、きょうだいや家族も、家庭的な環境の中で、喜びも悲しみもともに分かちあい、どんな時も支えあう「子どもホスピス」を設立し、運営を目指します。

命を脅かす病気の子どもとその家族が、社会の中で孤立することなく、豊かな時を過ごし、子どもと家族の希望を叶えるために、あらゆる人々や企業等と繋がり、連携し、子どものいのちのかがやきと家族の当たり前の生活を支えます。
ケアする/ケアされる関係を超えた、新しいケア協働社会を、地域の皆さんとともに創ります。