
子どもホスピスをご存知ですか?
子どもホスピスは、重い病気や障がいをもつお子さんとご家族の生活をトータルに支える場所です。病気や治療による苦痛を和らげることを「緩和ケア」といいますが、子どもに重い病気や障がいがある場合、身体的な痛みだけを取り除いても十分ではありません。子どもが病気や入院によって遊びややりたいことを制限されること、学校や友達と離れて淋しい思いをすることも大きな痛みとなります。またそのようなお子さんのご家族も常に緊張した生活の中で疲労や心痛を抱えています。
子どもホスピスは、これらのあらゆる苦痛を和らげることを目的としています。医療的な安心のもとに、教育や音楽、芸術などの知を統合し、病気や障がいのために外出さえままならない子どもたちに、さまざまな体験の機会を提供し、子どもの成長発達を支えます。時には、そのようなお子さんを預かることで、張り詰めた日々を過ごす家族に、ひとときの休息がもたらされます。
このような理念をもつ子どもホスピスは1982年イギリスのオックスフォードにシスター フランシス ドミニカによって世界で初めて誕生しました。
そして私たちもここ福岡に子どもホスピスを創りたいと思い、小さな歩みを続けています。
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